35・8H-10
1984年5月21日にEPIC・ソニーから発売されたオリジナル盤。ケースもオリジナルのものです。
4枚目のオリジナル・アルバム。先行発売されたシングル「TONIGHT」の両面を収録、また「COMPLICATION SHAKEDOWN」「VISITORS」「NEW AGE」がその後シングルカットされ、B面も含めるとアルバム中のすべての曲がシングルカットされたことになるが、一部の曲はシングルカットに際し編集が加えられた。
このアルバムは、佐野元春が1年間のニューヨーク滞在を経て、現地のミュージシャン、エンジニアと制作したもの(プロデュース、編曲は佐野元春)で、ロックンロールへのリスペクトをベースにしていた渡米前の音楽に比べると、サウンドプロダクション、楽曲ともにコンテンポラリーなファンク、ヒップホップに大胆な接近を見せている。こうした佐野の「変節」は大きな波紋を呼び、一部評論家、ファンからは前向きな評価を得たものの、多くのファン、メディアはこのアルバムを的確に形容する言葉を探しあぐねて当惑していた。
伊藤銀次はこのアルバムを「最高傑作」「この作品があるから後の佐野元春がある」と評し、制作・リリースした佐野の勇気を称えている。
オリコンチャートでは2週連続1位を獲得し、年間で24位を記録。
・PRODUCER:
佐野元春
・CO-PRODUCER:
Frank Doyle、John "Tokes" Potoker
・ENGINEER:
John "Tokes" Potoker
・作詞・作曲・編曲:
佐野元春
1.COMPLICATION SHAKEDOWN
2.TONIGHT
3.WILD ON THE STREET
4.SUNDAY MORNING BLUE
5.VISITORS
6.SHAME -君を汚したのは誰
7.COME SHINING
8.NEW AGE
盤、ジャケット、ケース、箱帯共に状態良いです。