ソニー2SJ18は、三極管特性を有する接合型FETです（Pチャンネル接合形シリコン電界効果トランジスター。【キーワード】V-FET, SIT）。データシートによれば、電気的特性として、-60Vのドレイン・ソース電圧、-100mAのドレイン電流という条件で、カットオフ電圧は、+18Vです（データシートによれば、+7.5Vから+25Vまでばらつきがあります）。-20Vのドレイン・ソース電圧、-0.5Aのドレイン電流という条件で、遮断周波数は、20MHzです。-20Vのドレイン・ソース電圧、-1Aのドレイン電流、1kHzの周波数という条件で、電圧増幅率μは、4です。-20Vのドレイン・ソース電圧、-1Aのドレイン電流、1kHzの周波数という条件で、出力抵抗は、16Ωです。

【参考】『真空管活用自由自在』（注1）によれば、6R-A3の電圧増幅率μは、3であり、出力抵抗は、0.24kΩ（240Ω）です。6EW7のユニット2の電圧増幅率μは、6であり、出力抵抗は、0.8kΩ（800Ω）です。6R-A9の電圧増幅率μは、16.5であり、出力抵抗は、2.5kΩ（2500Ω）です。

（注1）編者：東芝・電子管技術部。発行：誠文堂新光社。第6版：昭和47年