ヴェルディ レクイエム カラヤン PAL DVD 極美品 トモワ=シントウ バルツァ カレーラス ファンダム 1984.6.5~13 ウイーンフィル 楽友協会

この品の概要や入手の行く立てについては、現在出品中の“ドン・カルロ PAL盤” に記載した通りです。この２盤を同時に求めました。演奏や映像の内容以外は まったく同じ事情なので 、“ドン・カルロ” を “レクイエム” に置き換えて再掲いたします。
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カラヤンのヴェルディ レクイエムです。リージョンフリーのDVDですが “PAL版” ですので、その点 はご注意を。10年以上以前に入手した品です。“ファルスタッフ”を始めとした 他のソニー版録画は 当時も今も普通に手に入るのですが、これだけはいくら探しても 見つからず、痺れを切らし 入手可能だったこの盤を購入しました（この２枚を観る為にPAL用のレコーダーまで…）。カラヤン側か管理者側との 何かしら厄介な事情が有るのかもしれないですが、何とも不可解な沙汰だと感じられます。
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1984年の録画で 6月5日から13日にかけての収録。この日付はDGから出されているCDと全く同一で、同時に収録されていた事がわかります。不勉強で知りませんでしたが CDとDVDが同時に作られていた事になり、当時としてはかなり画期的な…先進的なスタイルの開発を好むカラヤンらしい…プロジェクトだった事が窺えます。こうした場合でも CDとDVDの音源は別である事も多く、この場合にはどの様な振り分けの仕方がされているのかは分かりませんでした。穿って考えれば、音だけを先に録って 録画は“口パク”かも知れないですが、一方で演奏の充実度は保証されている事になり それはそれで納得が行きます。
80年前後からのカラヤンは、嘗ての自身の演奏の総仕上げを行っていた時期とも考えられ “総決算” の様な気迫が感じられます。“録音”と“録画”と“実演”を組み合わせた新しいシステムが 唸りをあげて押し進められていた事が眼前で、凄いエネルギーに圧倒されるばかりです。このレクイエムは 1972年盤が名演として有名で、今も“カラヤンのヴェルレク”と言えば 72年盤を指す事の方が多い様です。単純に比較すると…この84年盤は演奏が若干細身になっている事が感じられますが、見方を変えれば “肩の力が抜けた” “余分な物が削ぎ落とされた” 演奏とも受け取られ、あとはそれぞれのお好みだろうと考えます。私は あらゆる意味で72年が凄いと思いますが…老境のカラヤンの情熱も見事だと感じます。
映像の演出も “カラヤン” で、当然 アングルもカット割りもアップも 全てがカラヤン調です。嘗ての“ユニテル”時代から “テレモンディアル”時代まで 一貫した調子で…結局は これがやりたかった訳で…ナルホドと感じました。この映像では ソリスト４人をムジークフェラインザールの２階の手摺の所（バルコンとでも言えば良いのか）で歌わせていて、そこはちょっとした“足かせ”だったと考えます。“新機軸”的で斬新ではありますが、カメラはいつも下から仰ぎ見る（俗に アオって）ばかりで、シルエットとしても緩く アングルも終始単調に感じられました。
この録画は今でも入手難らしく、Ａサイトを見ても 専門ショップを覗いても スンナリと購入出来なさそう…いや そう言えばDG盤も…。全世界に行き渡り過ぎてもう売れないのか 何らかの障害があるのか やはり不思議です。

極美品です。本体 ブックレット ケース共に購入時のままだと思います。デジパック仕様のため 表面の紙部分に極少のアタリ跡がありますが コスリ感などは無く綺麗です。PAL版…ご承知おきを。

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クリックポスト 185円 （ 本 形状により複数冊 CD 1枚物ケース4個 2枚物ケース2個程度 同梱可能）

定形外などの普通便は、発送まで若干の時間が生じる場合があります。補償・追跡もありません。臨機応変に対応はいたしますが、基本的には箱内外を緩衝材でガードして封筒で発送をいたします。