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濃州赤坂は現在の岐阜県大垣市にあたり、古くから金生山の中央部、更紗山からは、石灰石とともに良質な赤鉄鉱が採掘されており、これらを用いた、製鉄の技術が伝わりました。 同地に永正年間(1504年~)頃、兼定、兼元などが出て、美濃鍛冶の双璧として活躍しました。両者共に後代まで同銘で引き継がれますが、特に技量的に優れ成功を収めたのが、二代兼元で、孫六兼元と称され現在も古刀最上作にして最上大業物として大人気であり、愛刀家ならば一振はほしいと考える御刀と言われております。
本作、地肌はよく錬り込まれた板目肌で刃文は互の目乱尖り刃交じりを見事に焼き上げており、匂い出来に、元に沸崩れがみられ、一部小さな沸付き、刃中砂流し入り、金筋交る等豊富な働きが見受けられ、匂い口もよく締り、刃明るく冴える傑作刀となっております!!
目視の限りハギレ/刃こぼれ/膨れ等はなく現状のままで鑑賞頂けるものかと存じます。
※古来より「関の孫六三本杉」として広く知られる兼元ですが、初代、2代の三本杉は焼き低く匂口に柔らか味がしますが、後代になると絵画的な三本杉となり、本作は後代の兼元の特徴とは異なり、孫六兼元の特徴がよく出た一振りかと存じます。
※御刀の出来栄え、状態ともよく、古い登録であったことを考慮するともともとは大名、あるいは大名にちかい地位の高身分のものが所有していた一振りではないかと存じます。
古刀最上作にして最上大業物 孫六在銘『兼元』の本作をどうぞこの機会をお見逃しなくご検討頂きたく存じます。
宜しくお願い申し上げます。
元 幅:約3.2cm 元重ね:約0.7cm 先 幅:約2.3cm 先重ね:約0.5cm 刀身重さ:793.3g
【兼元】 刃文・・・互の目乱尖り刃交じり 地肌/良く錬り込まれた板目肌 鎬造り(庵棟) ハバキ/素銅地金着一重 茎鑢目/目釘孔 筋違い化粧鑢 帽子/中切先で焼詰となる
鎬造り・・・日本刀の造り込みの一。刃と峰との中間よりやや峰よりに鎬をつけたもの
金筋・・・刀の刃の鍛目きたえめに添って、特に強い光を発する沸にえの長い曲線
砂流し・・・焼入れの際、刃中に現れる沸の働きの一つ。刃に沿って沸が線状に連なる様を、河原の水辺の砂が流されて描かれた模様に例えてこのように呼ぶ
長さ/2尺3寸9分(約72.4cm) 反り/7分(約2.1cm) 目くぎ穴3個。 新潟県より交付された銃砲刀剣類登録証が付いております。 袋付でご発送致します。 落札者様は、落札、購入後、銃砲刀剣類所持等取締法に基づき、各都道府県の教育委員会に所有者変更の届出が必要となります。必ず、所有者の変更をして頂きますようお願い申し上げます 。 |
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