【詳細】
初版帯付 司城志朗 秋と黄昏の殺人 講談社刊

2000年9月5日初版 講談社発行 帯付

残酷で淫らな新・ハードボイルドの傑作誕生
「生け贄」と呼ばれた少女、6本指の使者、仕組まれた都市伝説、殺人レイプビデオ。サントリーミステリー大賞読者賞受賞者が、満を持して放つ愛と欲望の物語。

「人が殺されたの。あなたのせいよ」「何も知らないって幸せね」──別れた妻が謎の言葉を残して消えた夜、2人の男が死んだ。どちらかを彼女が殺したのか。私は何を知らないのか?過去と記憶をたどる私が迷い込んだ、都会のタブーの迷宮とは。

スタイリッシュな文体、胸を揺さぶる哀切。サントリーミステリー大賞で読者の圧倒的な支持を得た著者の最新書下ろしハードボイルド。

司城志朗
愛知県出身。 南山高等学校を経て、名古屋大学文学部卒業。放送作家などを経て小説家に。1983年矢作俊彦との共著作品暗闇にノーサイドで角川小説賞、1994年ひとつぶの砂で砂漠を語れで開高健賞奨励賞、1998年ゲノム・ハザードでサントリーミステリー大賞読者賞を受賞

【状態】
経年劣化により若干の焼けは御座いますが、カバーにスレ、傷少なく概ね美本です。