大人が楽しめる一冊。「ウルトラマン研究序説 ― 若手学者25人がまじめ分析; 科学特捜隊の組織・技術戦略を検証する」です。中経出版刊、読みやすいソフトカバーです。状態は未使用に近く、非常に良好です。送料はクリックポストで185円です。

★内容: 
 「ウルトラマンが与えた危害についてハヤタ隊員は責任を負うのか?」
 「科学特捜隊の支部を日本に置くことは憲法に触れないのか?」
 「怪獣の死体処理は誰が行うのか?」、
 「科学特捜隊の人事採用はどうしていたのか?」・・・・・

 昭和40年代前半に全国の子供を熱狂させた特撮テレビドラマ「ウルトラマン」。本書は自然科学、経営、法律等を専門とする若手学者25人が「ウルトラマン」を学術的な切り口で検証し、おとなの知的好奇心を大いに満足させる一冊。ウルトラマンや怪獣が暴れたことによる被害総額や経済波及効果、ウルトラマンやハヤタ隊員の民事上の賠償責任、怪獣の人権、科学特捜隊のコンピュータシステムなど、架空世界を実在世界と同様に論じていることから大きな話題となり、「ウルトラマン」を本放送で視聴した30歳前後の世代(発刊当時)を中心に、40万部(文庫本序文による)を記録し、謎本ブームの先駆けともなった。

 2001年ドイツ語版への序文
 2003年英語版への序文
 科特隊、その生い立ちと性格
 第1章 科特隊、その組織戦略と管理にみる人事戦略
 第2章 科特隊、その法務戦略およびハヤタ隊員の法的考察
 第3章 科特隊、その財務戦略と怪獣出現による経済への波及効果
 第4章 科特隊、その技術開発戦略
 第5章 科特隊、そのシステム戦略
 終章 「科特隊型」組織が社会を変えるヒントになる!?―ウルトラマンの「働く意味」と科特隊の組織目的
 ストーリー・ダイジェスト、解説ほか

★編著の「SUPER STRINGS サーフライダー21」は1986年に創立された、固定した25人から成るグループ。メンバーは、若手の大学助手・講師・助教授そしてマスコミ出身者(編集者、放送作家)など。「SUPER STRINGS」(まじめな硬派な部門: 理論物理学の理論のこと)と「サーフライダー」(お遊びの軟派な部門)の連邦制のサークルである。目的のなさ、さりげなさを持ち味とし、「弱連結」(ウィークタイ)のネットワーク型組織を指向。メンバーは理論物理学から経営学にいたる各学問領域を横断、合コンを催しながら人文科学、社会科学、自然科学すべての分野にわたるパフォーマンスを探究。

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