プラグ交換することで得られる効果
プラグは、小さいながらも自動車を動かすために必須の部品です。これを交換することでどんな効果、メリットがあるのか紹介しましょう。
アイドリングが安定する
アイドリングというのは、車に負荷をかけず、エンジンを最低回転数で回している状態。このアイドリングが不安定になると停車中にカタカタ音がしたり、振動が大きくなります。さらにエンストを起こしてしまうこともあります。
アイドリングが不安定になるのは、プラグだけの問題ではありませんが、交換することで安定しますよ。
加速が良くなる
プラグを交換することでエンジンのパワーが復活するといった効果もあります。プラグが新しくなると強い火花が出るので、その分エンジン性能が上がりパワーもでます。加速した時にその変化がよくわかりますよ。
燃費が良くなる
プラグを交換することで燃費も向上します。
プラグが古くなると、火花が弱くなります。そうなるとエンジン性能も落ちてしまい、アクセルをいつもより強く踏まないといけなくなります。そうなるとガソリンもいつもより使ってしまうので、燃費も悪くなります。プラグを交換することでエンジン性能も良くなるため、結果的に燃費も良くなるといったメリットがあります。
プラグが劣化した場合のデメリット
プラグを交換せずにそのままにしておくとどうなるのか、紹介していきましょう
エンジンの不調
プラグが劣化し、交換時期を過ぎたまま使用すると電極が劣化し、適切なタイミングで点火ができずエンジンの不調につながります。
また電極部にカーボンが付着すると、正常な点火ができなくなり、エンジンの始動が悪くなったり、加速性能が落ちる、エンストを起こすといった影響が出てきます。
他の部品にも悪影響が出る
プラグが劣化していくと、そのプラグに電気を供給している部品にも影響が出てきます。例としてあげるなら、イグニッションコイル。イグニッションコイルは、プラグに高圧電流を送ることでスパークをおこしています。
しかし、プラグが劣化していくと火花が起きにくくなるため、イグニッションコイルからの電流を強く送らないといけなくなります。そうすることでイグニッションコイルの負荷が大きくなってしまい、結果的に故障につながる恐れがあります。
また、このコイルですが、プラグよりもかなり高額であることを覚えておいてください。純正のものだと1万円はする代物で、気筒の数に応じて必要な部品です。つまり4気筒であれば4本必要なので、故障した場合、最低4万円はかかります。
コイルの交換よりはるかに高くなるので注意しましょう。
プラグ交換することで得られる効果
アイドリングが安定する
加速が良くなる
燃費が良くなる
プラグが劣化した場合のデメリット
エンジンの不調
他の部品にも悪影響が出る