□商品詳細 | | 176ページ 出版社:西武美術館 発売日:1982 サイズ:24 cm × 25.7 cm × 1.2 cm
【内容説明】
<生のまま>の芸術 『 ジャン・デュビュッフェ展 』 パリ・装飾美術館,デュビュッフェ財団所蔵コレクション Exposition Jean Dubuffet
1982年1月2日〜2月21日 西武美術館 1982年2月26日〜3月28日 国立国際美術館
・ごあいさつ
<生のまま>の芸術ージャン・デュビュッフェの展覧会を開催いたします。 デュビュッフェは本年で満80歳をむかえるフランスの目匠であり、その特異な思想と芸術観が、私たちの現代美術に与えた影響は、はかり知れないものがあります。一種の原始主義ともいえるスタイルから出発したデュビュッフェは、文化の洗練によって養われてきた美的趣味、上品な趣味に反して、「絵画がもはや絵画でなくなるぎりぎりの境界」にまで自分の芸術を昇華させた画家といえましょう。 ジャン・デュビュッフェの作品が日本で初めて紹介されたのは、1951年のことです。当時の読売アンデパンダン展にたった1点だけ出品されましたが、それはアンフォルメル運動の波動がまだ日本に伝わる以前であり、ほんの一部の人たちが注目したにすぎませんでした。そして数年後、アンフォルメルの運動が旋風のように日本を席巻した時、その先駆的な一人として、あらためて紹介されたものです。その衝撃的な画風は私たちに強烈な印象を与えました。 デュビュッフェの絵画は、人間の純粋な欲求にもとづいたプリミティフなイメージを持っていますが、それは彼が「素朴画家」という意味ではなく、デュビュッフェ自身が絵画の根源的な問題に近づこうとしたことにほかなりません。いわば知的な洞察力をもって、芸術の中に原始的なヴァイタリティーを持ち込んだ「別の画家」かもしれません。このようなデュビュッフェの芸術が、私たちの現代美術にとって、いかに大切なものか、ここにご理解いただけるものと思います。 本展開催にあたり、パリ・装飾美術館をはじめ、各所蔵美術館,画廊の各位に厚く感謝いたします。またご後援を賜わりました外務省,文化庁、国際交流基金,フランス大使館に厚く感謝の意を表します。
1982年 国立国際美術館・西武美術館
・目次
さあ、芸術も踊りだせ! - フランソワ・マテイ 岩佐鉄男訳 私の言葉 - ジャン・デュビュッフェ 岩佐鉄男訳 図版:油彩・デッサン・グワッシュ・彫刻 既成の美学をこばむ「生の芸術」 - 対談:滝口修造、大岡信 年譜 参考文献
【状態】 表紙などに薄スレ、小キズ、ヤケ、シミ等のイタミがありますが、問題なく見れます。 古本としては標準的な状態だと思います。
よろしくお願いします。 |
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